江戸末期 無銘短刀 菖蒲造 互の目乱 お守り刀 白鞘付
-
- 銘
- 無銘
-
- 時代
- 江戸時代末期
-
- 刃紋
- 乱
-
- 目釘
- 2個
-
- 重量
- 119g
-
- 刀長
- 17cm
-
- 反り
- 0cm
-
- 元幅
- 2.1cm
-
- 元重
- 0.9cm
-
- 先幅
- 1.1cm
-
- 先重
- 0.3cm
-
- 登録番号
- 東京都 第162737号
-
- 登録年
- 昭和46年
江戸時代末期に製作された無銘の短刀です。幕末という激動の時代においても、刀工たちは伝統的な作刀技術を忠実に受け継ぎ、日々丁寧な仕事を積み重ねていました。本作はその時代の作刀傾向をよく示す一振りで、実用と美観を兼ね備えた造りが魅力です。
造込みは菖蒲造と呼ばれる形状で、鎬(しのぎ)がなく平肉がしっかりとついた、短刀に多く見られるすっきりとした姿です。刀身長は17cmで、重量も119gと軽く、扱いやすいサイズに仕上がっています。反りは0cmのいわゆる平造的な姿で、直線的な緊張感があります。地鉄は小杢目が詰んでおり、よく練れた鋼の質感が感じられます。刃文は互の目乱(ごのめみだれ)で、規則的な波状模様が刃縁に沿って連なり、見る角度によって表情が変化します。茎(なかご)は生茎(うぶなかご)、すなわち製作当時のままの状態を保っており、栗尻(くりじり)と呼ばれる丸みを帯びた茎尻の形状も確認できます。目釘穴は2個あります。
付属品も充実しており、銅製のハバキ、装飾が施された変わり鞘に加え、木瓜形(もっこうがた)の鉄製ツバが付属します。保存用の白鞘も完備されており、保管・管理の面でも安心です。
保存状態は良好で、目立った錆や刃こぼれは見受けられません。生茎が残ることから、改変の少ないオリジナルに近い状態であることも評価できる点です。
お守り刀や床の間飾りとして日本刀をお求めの方、あるいは江戸末期の短刀に関心をお持ちの方に適した一振りです。価格は22万円で、保存状態や付属品の充実度を考慮すると、入手しやすい設定といえます。