室町末期 無銘短刀 鵜の首造 生茎 直刃湾れ交じり
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- 銘
- 無銘
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- 時代
- 室町時代末期
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- 刃紋
- 乱
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- 目釘
- 2個
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- 重量
- 95g
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- 刀長
- 20.2cm
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- 反り
- 0cm
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- 元幅
- 1.6cm
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- 元重
- 0.6cm
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- 先幅
- 0.9cm
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- 先重
- 0.4cm
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- 登録番号
- 東京都 第189475号
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- 登録年
- 昭和49年
本品は室町時代末期に制作されたと推定される無銘の短刀です。
室町時代末期は応仁の乱以降の戦乱が続いた時代であり、実用性を重視した刀剣が各地で盛んに作られました。武士のみならず、護身を目的とした短刀の需要が高まった時期でもあり、簡素ながら実直な作りの刀が多く残されています。本品もそうした時代背景のなかで生まれた一振りと考えられます。
造込みは鵜の首造(うのくびづくり)で、刀身の中ほどから先が細く絞られた独特の姿を持ちます。この造込みは室町期の短刀に見られる形式の一つで、突き刺しに優れた実戦向きの形状として知られています。地鉄は板目肌、刃文は直刃に湾れが交じる穏やかな出来を呈しています。茎は生茎(うぶなかご)で、栗尻(くりじり)の形状をしており、目釘穴は2個確認できます。ヤスリ目は現状では判別が難しい状態です。ハバキは銅製のものが付属しています。
なお、本品は専門の研ぎ師ではなく素人の方による研ぎが両面に施されているため、地鉄の肌や刃文の細部が見えにくい状態となっています。この点はあらかじめご了承ください。錆および刃こぼれは見受けられず、保存状態は良好です。
室町時代末期の無銘短刀として、古美術品・歴史資料としての価値を備えた一振りです。将来的に専門家による研ぎ直しを行うことで、本来の地鉄や刃文がより鮮明に現れる可能性があります。価格は9万円で、室町期の短刀としてお求めになりやすい設定となっております。日本刀に関心をお持ちの方や、歴史ある刀剣を身近に置きたい方におすすめの一品です。