鎌倉時代 二王清久作 拵付刀 特別保存鑑定書付
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- 銘
- 二王
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- 時代
- 鎌倉時代
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- 刃紋
- 乱
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- 目釘
- 1個
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- 重量
- 598g
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- 刀長
- 68.7cm
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- 反り
- 1.9cm
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- 元幅
- 2.6cm
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- 元重
- 0.6cm
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- 先幅
- 1.5cm
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- 先重
- 0.4cm
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- 登録番号
- 大阪府 第195号
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- 登録年
- 昭和26年
鎌倉時代後期、元応年間(1319?1321年)を前後する時期に活躍した刀工・二王清久の作と鑑定された拵付刀です。二王派は山口県周防国を拠点とした刀匠の一派で、二度にわたる蒙古襲来(元寇)を経た社会的緊張の中で、実戦的かつ堅実な作刀により高い評価を得ました。同派の二王清綱は幕末に新選組局長・近藤勇の斬首に用いられた刀を鍛えたとされており、歴史的にも広く知られた刀派です。
本刀は鎬造・庵棟の造込みで、刀身長68.7cm、反り1.9cm。板目の詰んだ地鉄は均一で、鍛えの丁寧さが見てとれます。刃文は乱れごころを帯びた直刃(すぐは)で、穏やかな中にも変化があり、鑑賞のしがいある出来となっています。小切先はこの時代特有の端正な姿を呈しており、全体としてバランスのとれた引き締まった姿をしています。茎(なかご)は大磨上で、後世に寸法を整えた形跡が認められます。ハバキは金着せ二重仕立てで、刀身への収まりも確かです。
拵は金と黒の石目艶鞘を備えており、目立った傷や欠損のない良好な保存状態を保っています。鍔は丸形の銅製で、シンプルながら品格のある意匠となっています。
保存状態は良好で、錆・刃こぼれともに見られません。日本美術刀剣保存協会の特別保存鑑定書が付属しており、5名連名の日本刀剣保存会鑑定書も合わせてご用意しています。鎌倉時代の日本刀や二王派の作品に関心をお持ちの方、あるいは保存状態の確かな古刀をお探しの方に、自信を持っておすすめできる一振です。