江戸初期 無銘刀 直刃 仙人図鉄鍔拵付
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- 銘
- 無銘
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- 時代
- 江戸時代初期
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- 刃紋
- 直
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- 目釘
- 2
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- 重量
- 642g
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- 刀長
- 68.4cm
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- 反り
- 1.8
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- 元幅
- 3.1
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- 元重
- 0.8
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- 先幅
- 1.7
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- 先重
- 0.5
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- 登録番号
- 岡山県 第21037号
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- 登録年
- 昭和29年
江戸時代初期は、戦国の余韻が残りつつも天下泰平へと移り変わる転換期であり、実戦を見据えた堅実な作りと美的な洗練を兼ね備えた刀剣が数多く生み出されました。
本品はその時期に作られたと考えられる無銘の刀で、刀身68.4cm、反り1.8cmと打刀として均整のとれた姿を見せます。地鉄(じがね)は板目肌が流れるように現れ、鍛えの跡が味わい深い景色を生んでいます。刃文は直刃(すぐは)で、まっすぐに通る焼刃は一見控えめながら、匂口の締まりや刃中のわずかな変化に刀工の確かな技量がうかがえます。切先は中切先にまとまり、元幅3.1cmから先幅1.7cmへと自然にすぼまる品のある姿形です。
茎(なかご)は生茎(うぶなかご)のまま残り、栗尻に仕立てられています。目釘穴は二個で、磨り上げのない作刀時の姿を今に伝えています。
拵(こしらえ)は黒塗りのツヤ鞘に、仙人図が描かれた木瓜形の鉄鍔を合わせた風格ある仕立てです。金色のハバキが全体を引き締め、鞘の艶やかな黒と鉄鍔の渋い風合いが調和した落ち着きのある装いとなっています。
状態については、錆や刃こぼれはなく良好ですが、切先に極小の欠けがあり、刀身の表裏に引っかきキズが確認できます。そのため、日本刀としては大変お求めやすい価格となっております。鑑賞用として日本刀を気軽に楽しみたい方や、初めて刀をお手にされる方にもおすすめの一振りです。