A4010【白鞘刀】吉綱
江戸時代初期に鍛えられた、銘「藤原吉綱」の白鞘刀です。板目が詰んだ美しい地鉄が映え、豪快な大乱れの刃文が華やかさを際立たせています。小切先ながらもバランスの取れた造りで、大丸の形状が優美な印象を与える一振りです。
生茎は栗尻で、金色の二重変りハバキが格式高い仕立てとなっております。さらに、日本美術刀剣保存協会の保存刀剣鑑定書付きで、その確かな価値が保証された逸品です。
さびや刃こぼれもなく、保存状態も良好。江戸初期の名工・藤原吉綱は摂津国で鍛刀をしていました。鑑賞・コレクションに最適な歴史と美を兼ね備えたこの刀を、ぜひお手元にお迎えください。
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- 銘
- 吉綱
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- 時代
- 江戸時代初期
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- 刃紋
- 乱
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- 目釘
- 1
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- 重量
- 566g
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- 刀身
- 60.2cm
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- 反り
- 1.1
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- 元幅
- 3
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- 元重
- 0.7
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- 先幅
- 1.9
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- 先重
- 0.5
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- 登録番号
- 広島県 第24413号
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- 登録年
- 昭和40年