A4017【白鞘刀】国次
室町時代末期に鍛えられた、銘「備中国次」の白鞘刀です。備中青江派の流れを汲む国次による一振りで、優れた地鉄と華やかな刃文が特徴です。板目肌が美しく流れ、互の目丁子が続く刃文が華やかさを際立たせています。中切先と大丸の造りが調和し、品格ある姿を見せます。
生茎は栗尻で、時代を超えた風格が感じられる一振り。銅二重ハバキが格式の高さを引き立てます。さらに、鞘書には「備中国住青江国次作」とあり、その由緒を物語る貴重な資料となっています。保存状態も良好で、さびや刃こぼれもありません。
青江鍛冶の技を感じられる貴重な一振りを、この機会にぜひお手元に迎えてみてはいかがでしょうか?
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- 銘
- 国次
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- 時代
- 室町時代末期
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- 刃紋
- 乱
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- 目釘
- 2
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- 重量
- 568g
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- 刀身
- 66.3cm
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- 反り
- 1.5
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- 元幅
- 2.8
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- 元重
- 0.7
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- 先幅
- 1.7
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- 先重
- 0.4
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- 登録番号
- 埼玉県 第38687号
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- 登録年
- 昭和52年