F3900【槍】無銘
江戸時代初期に制作された大身槍で、「黒田節」の名でも知られる存在感ある一品です。刀身はさびや刃こぼれがなく、非常に良好な保存状態を保っています。地肌は板目が流れ、杢目が交じる美しい鍛え肌が特徴です。刃文は直刃で、落ち着いた品格が感じられます。茎から切先までの長さは130.5cmと堂々たる長さを持ち、裏側には63cmの棒樋が施されています。
黒塗の拵鞘は全長176.5cmあり、全体的に迫力のある仕上がりです。力強さと優美さを兼ね備えた逸品を、この機会にぜひお手元にどうぞ。
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- 銘
- 無銘
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- 時代
- 江戸時代初期
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- 刃紋
- 直
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- 目釘
- 1
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- 重量
- 1400g
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- 刀身
- 78cm
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- 反り
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- 元幅
- 2.9
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- 元重
- 1.5
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- 先幅
- 2.5
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- 先重
- 1.5
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- 登録番号
- 大阪府 第91993号
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- 登録年
- 昭和56年