C3837【軍刀】兼常
こちらは「濃州住人兼常鍛之」銘の軍刀で、昭和13年(1938年)に製作された一振りです。刀身は刃こぼれがなく、保存状態が良好です。鍛え肌は板目に杢目が交じり、刃文は尖り互の目が交じる個性的な仕上がりとなっています。
本刀は制式軍刀としての仕様を持ち、制鉄鞘が装備されています。また、付属品として尉官用(青色)の刀緒が付いており、当時の階級に応じた特徴が残されています。この軍刀は、昭和時代の歴史的価値が感じられ、コレクションとしても非常に価値があり、軍刀としての意義を持つ逸品としてお勧めします。
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- 銘
- 兼常
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- 時代
- 昭和時代
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- 刃紋
- 乱
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- 目釘
- 1
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- 重量
- 692g
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- 刀身
- 65.1cm
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- 反り
- 1.7
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- 元幅
- 3.2
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- 元重
- 0.8
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- 先幅
- 1.9
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- 先重
- 0.6
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- 登録番号
- 東京都 第258968号
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- 登録年
- 平成3年