室町末期 無銘兼先 日刀保鑑定書付 白鞘刀
-
- 銘
- 兼先
-
- 時代
- 室町時代末期
-
- 刃紋
- 乱
-
- 目釘
- 2個
-
- 重量
- 636g
-
- 刀長
- 69.5cm
-
- 反り
- 1.5cm
-
- 元幅
- 3cm
-
- 元重
- 0.8cm
-
- 先幅
- 1.8cm
-
- 先重
- 0.5cm
-
- 登録番号
- 鹿児島県 第17107号
-
- 登録年
- 昭和46年
室町時代末期は、応仁の乱以降に続く戦国の世にあって、刀剣需要が著しく高まった時代です。実戦に耐える堅牢さと、研ぎ澄まされた技術が求められた時期であり、各地の刀工たちが競うように優れた作刀を手がけました。
本刀は、美濃国関を拠点とした兼先派に帰属する一振りです。兼先は「兼」の字を冠する美濃系刀工の一流で、室町後期から江戸初期にかけて活躍した一派です。本作は無銘ながら、その作風から兼先と極められており、日本美術刀剣保存協会の鑑定書が付属しております。
造込みは鎬造、庵棟。地鉄は小杢目が詰んで地肌に品格があり、鉄味のよさは茎にもよく表れています。刃文は小乱れが連続して刃縁に動きと変化を与えており、見ごたえのある出来となっています。切先は中切先で、室町末期らしい均整のとれたシルエットを保っています。茎は生茎(うぶなかご)で栗尻、鉄味のよさが際立ち、目釘穴は二個あります。ハバキは銀着せで、全体の品位を高めています。
保存状態は良好で、さびおよび刃こぼれはいずれも見受けられません。刀身全長69.5cm、反り1.5cmと取り回しやすい寸法で、重量636gと扱いやすいバランスに仕上がっています。白鞘に収められた状態でのお届けとなります。
価格は72万円。日刀保鑑定書付の室町末期刀として、美術品・古美術品として日本刀に向き合いたい方に広くお勧めできる一振りです。