A3982 【白鞘刀】氏房
昭和時代に制作された本作は、「氏房」の銘を持つ格調高い一振りです。刃はさびや刃こぼれもなく、小杢目肌の地鉄に、互の目足が入った刃文が美しく、中切先の均整の取れた姿は、刀工の確かな技術を物語っています。茎は生茎で栗尻、銅ハバキが全体の雰囲気を引き締めています。
茎には「於真鶴氏房作之」の銘が刻まれています。織田信長のお抱え刀匠だった「氏房」の作を昭和の刀匠が模倣したものと思われます。茎に若干の欠けが見られるため、価格を抑えての提供となっておりますが、刀身の状態は非常に良好で、とてもお買い得です。
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- 銘
- 氏房
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- 時代
- 昭和時代
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- 刃紋
- 乱
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- 目釘
- 3
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- 重量
- 698g
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- 刀身
- 64.6cm
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- 反り
- 1.5
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- 元幅
- 3.1
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- 元重
- 0.9
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- 先幅
- 2
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- 先重
- 0.6
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- 登録番号
- 千葉県 第051920号
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- 登録年
- 平成21年