D4006【白鞘脇差】兼元
「兼元」銘が入った迫力ある白鞘脇差です。鎬造・庵棟の端正な造りに、板目が詰んだ美しい地鉄が映え、尖り互の目が鮮明な刃文を描きます。中切先と大丸の造りが調和し、力強さと優雅さを兼ね備えた仕上がりとなっています。
生茎は栗尻で、ハバキは木ハバキです。さびや刃こぼれもなく、保存状態は良好です。
「兼元」といえば、「関の孫六」で有名な美濃伝を代表する名匠です。初心者からコレクターまで幅広くおすすめできる逸品です。歴史を感じる一振りをぜひお手元でご堪能ください。
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- 銘
- 兼元
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- 時代
- 室町時代末期
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- 刃紋
- 乱
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- 目釘
- 1
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- 重量
- 406g
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- 刀身
- 53.5cm
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- 反り
- 1.9
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- 元幅
- 2.6
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- 元重
- 0.8
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- 先幅
- 1.7
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- 先重
- 0.4
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- 登録番号
- 静岡県 第20409号
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- 登録年
- 昭和34年