銘正泰 昭和時代 拵付刀 日本刀剣保存会鑑定
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- 銘
- 正泰
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- 時代
- 昭和時代
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- 刃紋
- 乱
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- 目釘
- 1個
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- 重量
- 714g
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- 刀長
- 62.1cm
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- 反り
- 1.2cm
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- 元幅
- 3.2cm
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- 元重
- 0.8cm
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- 先幅
- 2.2cm
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- 先重
- 0.5cm
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- 登録番号
- 大阪府 第46638号
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- 登録年
- 昭和40年
昭和は、近代化の波のなかにあっても日本刀の伝統技術が連綿と受け継がれた時代です。軍刀需要の高まりや伝統回帰の機運を背景に、各地の刀工たちが技術の継承と研鑽に励みました。尾張(現在の愛知県名古屋周辺)は古来より刀剣の産地として知られており、昭和期においても多くの刀工が活躍しています。
本刀は「尾州住真野正泰鍛之」の銘を切った昭和時代の日本刀です。刀身は62.1cm、反り1.2cmで、造込みは鎬造・庵棟と伝統的な姿を踏まえた端正な仕上がりとなっています。地鉄は板目が詰んでおり、しっかりとした肌合いが感じられます。刃文は尖り互の目が交じる乱れ刃で、刃縁に動きと変化が見られます。切先は中切先で、全体的にバランスのとれた姿です。茎(なかご)は生茎・栗尻で、鍛刀当時の状態を保っており、銘の確認も良好にできます。ハバキは銅製です。
拵は黒塗り艶鞘と丸形透かし入りの鉄鍔を組み合わせた仕様で、全体に落ち着いた統一感のある印象を受けます。なお、鞘の一部に輪ゴム状の剥がれが見られますが、刀身にさびや刃こぼれはなく、保存状態は良好です。日本刀剣保存会の鑑定書が付属しており、信頼性の面でも安心してお求めいただける一振りです。
昭和期の刀剣文化や尾張の作刀に興味をお持ちの方、また日本刀を初めて手にされる方にとっても、鑑定書付きで保存状態の良い本刀は、比較的手の届きやすい価格帯でご購入いただける機会となっています。