脇差

江戸初期 紀州藩抱え刀工 銘重国 白鞘脇差

  • 重国
  • 時代
    江戸時代初期
  • 刃紋
  • 目釘
    1個
  • 重量
    243g
  • 刀長
    43.6cm
  • 反り
    1cm
  • 元幅
    2.2cm
  • 元重
    0.5cm
  • 先幅
    1.5cm
  • 先重
    0.4cm
  • 登録番号
    岩手県 第11430号
  • 登録年
    昭和38年

江戸時代初期は、戦国の世が終わりを告げ、徳川幕府による泰平の時代が始まった時期です。各藩はお抱え刀工を置き、武家文化の象徴として刀剣の制作を奨励しました。本品はその代表的な存在である紀州藩お抱えの刀工、南紀重国による脇差です。

南紀重国は紀州藩(現在の和歌山県)に仕えた著名な刀工で、紀伊徳川家の庇護のもと活躍しました。その作風は堅実で品格があり、江戸初期を代表する地方鍛冶のひとつとして刀剣研究者の間でも高く評価されています。鞘書に「南紀重國」と記されており、帰属の根拠として参考になります。

造込みは鎬造(刀身に鎬筋を立てた最も一般的な造り)、棟は庵棟(断面が三角形の棟)で、均整のとれた姿をしています。地鉄は板目肌(板を重ねたような木目状の肌模様)で、落ち着いた風合いが感じられます。刃文は直刃(すぐは)で、乱れのない一直線に近い刃文は清潔感と格調を持ち、江戸初期の作風によく見られる端正な仕上がりです。切先は中切先で、全体的にバランスのよい姿をしています。

茎(なかご)は生茎(うぶなかご)、すなわち当時のままの形状を保つ無改造の茎で、栗尻(くりじり、先端が栗の形に丸みを帯びた形状)、左上がりのヤスリ目が施されています。生茎であることは、刀の来歴と真正性を示す重要な要素です。ハバキは木製で、白鞘とともにシンプルかつ丁寧な保存状態を保っています。

状態はさび・刃こぼれともになく、良好です。江戸初期の古刀としてこれだけ保存状態が整っているものはさほど多くなく、保存や鑑賞に適した一振りです。

価格は13万円と、名工・重国の作としては手の届きやすい設定です。日本刀の入門として、あるいは紀州刀や江戸初期の作を探している方にとって、見逃せない一振りといえます。

在庫状態 : 在庫有り

販売価格 : ¥130,000(税込)

商品コード: D4110

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