B4127【拵付刀】兼義
昭和時代に鍛えられた「岡田兼義作」の拵付刀です。岡田兼義は戦前・戦中期から活躍した刀工で、軍刀や美術刀剣の製作に携わったことで知られます。昭和期は、日本刀が武用から儀礼・装飾の用途へと移り変わる過渡期であり、多くの刀匠が伝統的な作刀技術を守りながらも、現代需要に応える作品を残しました。
造り込みは鎬造・庵棟で、板目肌が詰み、落ち着いた直刃を焼いています。中切先の端正な姿は扱いやすく、鑑賞にも適した一振です。生茎には左上がりのヤスリ目が明瞭に残り、銘「岡田兼義作」が刻まれています。拵は黒塗鞘に、優美な菊形透かしの鉄鍔を合わせ、和の美意識を感じさせる意匠です。銅ハバキを備え、全体の調和も良好。
刃こぼれはなく健全ですが、刀身にはサビを取った跡があり、そのため価格を抑えてご提供しています。昭和刀工の作を手にする入門刀としても最適で、武用・居合の研究用やコレクションにもおすすめです。
歴史の変遷とともに歩んだ昭和期の日本刀、その実物を手に取ってご堪能ください。
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- 銘
- 兼義
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- 時代
- 昭和時代
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- 刃紋
- 直
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- 目釘
- 1
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- 重量
- 760g
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- 刀長
- 64cm
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- 反り
- 0.9
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- 元幅
- 3.3
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- 元重
- 0.7
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- 先幅
- 2.3
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- 先重
- 0.5
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- 登録番号
- 愛知県 第19490号
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- 登録年
- 昭和32年