信国義次 白鞘脇差 特別保存刀剣 江戸時代初期
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- 銘
- 義次
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- 時代
- 江戸時代初期
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- 刃紋
- 乱
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- 目釘
- 1個
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- 重量
- 354g
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- 刀長
- 34.5cm
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- 反り
- 0.5cm
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- 元幅
- 3.3cm
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- 元重
- 0.8cm
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- 先幅
- 1.9cm
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- 先重
- 0.4cm
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- 登録番号
- 兵庫県 第122126号
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- 登録年
- 平成27年
江戸時代初期、天下泰平の世が訪れつつも武士の魂としての刀剣が重んじられた時代に鍛えられた脇差です。本作は「筑前住源信国義次」と銘が切られており、筑前国(現在の福岡県)を拠点とした信国派の刀工による一振りです。信国派は南北朝時代に京都で興り、のちに筑前へ移住した刀工群として知られ、江戸初期にかけて優れた作刀を続けました。義次はその系譜に連なる刀工であり、筑前信国の伝統を受け継いだ作風が見どころです。
造込みは平造(ひらづくり)で、脇差らしい端正な姿を見せます。刃文は互の目乱れ(ぐのめみだれ)で、変化に富んだ刃の表情が楽しめます。地鉄(じがね)は板目肌がよく練れており、鍛えの良さがうかがえます。切先は大切先(おおきっさき)で、力強さと迫力を備えた姿が印象的です。茎(なかご)は生茎(うぶなかご)で、製作当初の姿がそのまま残されている点は資料的にも価値があります。栗尻の茎仕立てで、銅製の祐乗ハバキが付属します。
白鞘に収められた保管状態で、錆や刃こぼれは見られず、状態は良好です。日本美術刀剣保存協会による特別保存刀剣の鑑定書が付属しており、刀剣としての品質と保存状態が公的に認められています。
在銘で特別保存刀剣鑑定書付きの脇差をこの価格帯でお求めいただける機会は多くありません。日本刀の鑑賞を始めたい方にも、信国派に関心をお持ちの方にもおすすめの一振りです。