長州住清定作 拵付刀 江戸時代中期 乱刃
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- 銘
- 清定
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- 時代
- 江戸時代中期
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- 刃紋
- 乱
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- 目釘
- 2個
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- 重量
- 738g
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- 刀長
- 63.6cm
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- 反り
- 1.4cm
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- 元幅
- 3cm
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- 元重
- 0.8cm
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- 先幅
- 1.9cm
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- 先重
- 0.5cm
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- 登録番号
- 東京都 第266819号
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- 登録年
- 平成6年
江戸時代中期は、太平の世が続く中で武家文化が成熟し、刀剣もまた実用から美術的価値を重視した作刀へと移行していった時代です。本刀は「長州住清定作」と銘のある一振りで、長州(現在の山口県)で活動した刀工・清定の手によるものです。長州は古くから刀剣の産地として知られ、清定の銘を持つ刀工は同地で代々作刀に携わったとされています。
刀身は63.6cmで反り1.4cm、中切先の端正な姿を見せます。地鉄(じがね)は板目に杢目が交じり、変化に富んだ肌模様が楽しめます。刃文は乱れごころに足が入る穏やかな乱刃で、刃中の働きにも見どころがあります。茎(なかご)は生ぶ(うぶ)のまま残されており、製作当時の姿を伝える貴重な状態です。ハバキは銀の祐乗(ゆうじょう)型で、格調ある仕立てとなっています。
拵(こしらえ)は黒塗りの艶やかな鞘に丸形の透かし鉄鍔を合わせた、落ち着きのある佇まいです。全体の保存状態は良好で、刀身に錆や刃こぼれは見られず、鞘の塗りも綺麗に保たれています。目立った欠点のない一刀といえます。
元幅3cm、先幅1.9cmとしっかりした身幅があり、重量738gと手に取った際のバランスも良好です。拵付きで49万円という価格は、状態の良さと銘入りである点を考慮すると、日本刀をこれから始めたい方にも手に取りやすい一振りです。