江戸末期 御籠槍 乱刃 九枚笹家紋入り拵付 希少品
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- 銘
- 無銘
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- 時代
- 江戸時代末期
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- 刃紋
- 乱
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- 目釘
- 1個
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- 重量
- 120g
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- 刀長
- 8.6cm
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- 反り
- 0cm
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- 元幅
- 1.6cm
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- 元重
- 1.2cm
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- 先幅
- 1.5cm
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- 先重
- 0.8cm
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- 登録番号
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- 登録年
江戸時代末期は、幕府体制が揺らぎ、武家社会においても護身や儀礼のあり方が多様化した時代です。本品はその時代に制作された「御籠槍」と呼ばれる大変珍しい形式の槍です。御籠槍とは、駕籠(かご)の中に収められるよう設計された携帯型の小型槍で、現存する例は非常に少なく、希少性の高い武具のひとつです。武家の護身や儀礼的な携行を目的としたとされ、日本刀・武具の歴史を語るうえで興味深い資料的価値を持ちます。
無銘ではありますが、刃文には「乱刃」が施されており、複雑に波打つ刃の景色が見どころです。刀身は8.6cmと短小ながら、元幅1.6cm・元重1.2cmのしっかりとした造込みを持ち、先端に向かって均整よく細まる端正な姿を呈しています。反りは0cmの直槍造りで、槍本来の機能美が凝縮されています。江戸末期らしい堅実な作風がうかがえます。
拵は全長82cmを測り、茎から切先までは25.5cmです。拵には「○に九枚笹」の家紋が意匠されており、格式ある武家の所有であったことをうかがわせます。九枚笹紋は特定の由緒ある家系に伝わる家紋として知られており、本品の来歴の高さを示す注目すべき要素です。
保存状態は良好で、錆・刃こぼれともに見られません。刀身・拵ともに経年相応の風合いを持ちながらも、全体的に安定した状態を保っています。なお、刀身の長さが10cm未満のため、銃刀法上の登録証は不要で、手続きなくご購入いただけます。
御籠槍という希少な形式と由緒ある家紋付き拵、良好な保存状態が揃った一品で、江戸時代の武家文化や武具史に関心をお持ちの方、日本刀・武具の愛好家の方に特におすすめです。