室町中期無銘脇差 互の目乱刃 白鞘入り
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- 銘
- 無銘
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- 時代
- 室町時代中期
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- 刃紋
- 乱
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- 目釘
- 1個
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- 重量
- 362g
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- 刀長
- 50cm
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- 反り
- 1.2cm
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- 元幅
- 2.5cm
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- 元重
- 0.6cm
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- 先幅
- 1.7cm
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- 先重
- 0.3cm
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- 登録番号
- 新潟県 第24157号
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- 登録年
- 昭和39年
室町時代中期(15世紀頃)は、応仁の乱を経て戦国時代へと移行する激動の時期にあたります。刀剣の需要が急増したこの時代には、各地の刀工が実戦に耐える堅牢な作刀に取り組み、個性豊かな脇差が数多く生み出されました。本刀もそうした時代の息吹を伝える一振りです。
本刀は無銘ながら、その作風から室町中期における地方工の丁寧な仕事が見受けられます。地鉄は板目肌が詰んで柾がかり、整然とした鍛え肌が全体に広がっています。刃文は尖り交じりの互の目(ゆるやかな波状紋に尖りを交えた刃紋)が連続して流れており、変化に富んだ乱れ刃が最大の見どころです。
刀姿は刃長50cm・反り1.2cmと程よいバランスを持ち、小切先(切先が小さくまとまった形)に仕上げられた端正な姿が室町期らしい落ち着きを醸しています。茎(なかご)は磨り上げ(元の茎を短縮したもの)となっており、鑢目は切(きり)が施されています。銅製のハバキが付属し、白鞘に収められた状態で保存されています。
状態につきましては、刃こぼれが2カ所確認されております。それ以外の箇所については良好な状態を維持しており、室町時代中期の日本刀として鑑賞に十分値する一振りです。刃こぼれを考慮した価格設定により、120,000円にてご提供いたします。
日本刀の歴史や鑑賞に関心をお持ちの方、室町期の作風を実際に手に取ってご覧になりたい方にとって、比較的手の届きやすい価格帯でご検討いただける脇差です。古美術品としての魅力と価格のバランスが取れた一振りとして、ぜひご検討ください。