室町末期 無銘 刀 61cm 磨上 棒樋入 黒石目塗鞘拵付
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- 銘
- 無銘
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- 時代
- 室町時代末期
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- 刃紋
- 乱
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- 目釘
- 2個
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- 重量
- 448g
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- 刀長
- 61.2cm
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- 反り
- 1.6cm
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- 元幅
- 2.8cm
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- 元重
- 0.6cm
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- 先幅
- 1.4cm
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- 先重
- 0.4cm
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- 登録番号
- 新潟県 第070277号
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- 登録年
- 平成25年
戦国時代の動乱期にあたる室町時代末期に制作されたと思われる、打ち払い(実戦向き)の気風を色濃く残した一振りです。時代の要請により、扱いやすい長さに磨り上げられた形跡があり、実戦を潜り抜けてきた歴史の重みを感じさせます。
刀身は、板目肌がよく練れた地鉄に、ゆったりとした湾れ(のたれ)に互の目(ぐのめ)が交じる刃文を焼いています。小切先(こきっさき)で引き締まった姿をしており、茎(なかご)寄りには約17cmの棒樋(ぼうひ)が掻き流され、刀身の軽量化と意匠のアクセントとなっています。手に取ると448gという驚くほどの軽やかさがあり、抜き差しや構えの際の操作性に優れた実戦的なバランスが特徴です。
外装の拵(こしらえ)は、落ち着きのある黒石目塗鞘が誂えられており、丸形の鉄鍔、良好な状態の柄巻きが全体を質実剛健な印象に引き締めています。ハバキは丁寧な作りの銅二重ハバキが装着されており、刀身をしっかりと保護しています。
刀身の状態は、古い時代の作ながら錆や刃こぼれは見受けられず、大切に受け継がれてきたことが伺える良好な保存状態です。室町末期の古刀らしい風格を楽しみつつ、拵付きで手頃な価格帯の日本刀をお探しの方や、初めて真剣を手にされる方にもおすすめできる一振りです。