銘「則宗」室町中期 拵付刀 認定書付
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- 銘
- 則宗
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- 時代
- 室町時代中期
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- 刃紋
- 乱
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- 目釘
- 2
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- 重量
- 648g
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- 刀長
- 71.2cm
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- 反り
- 2.8
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- 元幅
- 2.9
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- 元重
- 0.7
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- 先幅
- 1.6
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- 先重
- 0.5
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- 登録番号
- 東京都 第112899号
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- 登録年
- 昭和37年
室町時代中期は、応仁の乱前後の動乱期にあたり、各地で実戦的な刀剣の需要が高まった時代です。本刀は銘に「則宗」と切られた一振りで、日本美術刀剣倶楽部の認定書が付属しています。
「則宗」の名は、鎌倉時代の備前国・福岡一文字派の祖として広く知られる名跡です。本刀は室町中期の作とされることから、後代の刀工による作と考えられます。当時の備前伝の作刀技術を受け継いだ一振りといえるでしょう。
刀身は71.2cm、反り2.8cmとやや深い反りを持ちます。地鉄(じがね)は大板目肌が現れ、力強い鍛え肌が見どころです。刃文は小互の目丁子乱れ(こぐのめちょうじみだれ)で、華やかな変化に富んだ景色を楽しめます。帽子は乱れ込み、茎(なかご)は生ぶ(製作当時のままの状態)で栗尻となっており、時代の特徴をよく留めています。ハバキは銅祐乗仕立てです。
拵は変わり茶塗りのツヤ鞘に、おたふく形の鉄鍔を備え、落ち着いた品格のある佇まいです。
状態については、若干の錆が見られるほか、刃こぼれが1箇所(長さ約2mm、深さ約0.3mm)ございますが、研ぎ直しで十分に対応できる範囲です。認定書付きで銘の入った室町期の日本刀としては、手が届きやすい価格も魅力のひとつです。これから日本刀を手にされたい方にも適しています。