尾州藤原包重銘 江戸中期 直刃槍 白鞘入り
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- 銘
- 包重
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- 時代
- 江戸時代中期
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- 刃紋
- 直
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- 目釘
- 1
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- 重量
- 257g
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- 刀長
- 21.8cm
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- 反り
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- 元幅
- 2.3
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- 元重
- 0.9
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- 先幅
- 1.7
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- 先重
- 0.4
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- 登録番号
- 福岡県 第107756号
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- 登録年
- 令和4年
江戸時代中期の作と伝わる銘入りの槍です。茎(なかご)には「尾州藤原包重」と刻まれており、徳川御三家のひとつ・尾張藩(現・愛知県)を地盤とした刀工の作と考えられます。尾張は古くから刀剣・刀槍文化が根付いた土地柄として知られ、江戸中期においても武家の格式を示す品として槍の製作が続けられました。本作はその時代の刀工文化を今日に伝える一振りです。
穂長21.8cm、切先から茎末端までの全長48.3cmの端正な槍穂です。地鉄は板目肌(いためはだ)、刃文は整然とした直刃(すぐは)で、反りのない直の姿が落ち着いた作行きを見せます。元幅2.3cm・先幅1.7cmと均整のとれた穂形で、余分な装飾を排した実直な造込みが江戸中期の気風を感じさせます。重量は257gです。
保存状態について、刀身全体に薄さびが見られますが、刃こぼれはなく、刃先の健全性は良好に保たれています。さびの状態については実物にてご確認ください。
付属の白鞘は全長71.5cmで、柄部分に割れが見られます。この割れのため今回は格安にてご提供いたします。銘入りの槍は現存数が少なく、古美術品・歴史資料としての希少価値を持つ品です。江戸時代の武家文化や日本の古武器に関心をお持ちの方にとって、この価格帯でお求めいただける機会は多くありません。ぜひご検討ください。