備前国住銘 室町末期脇差 互の目丁子乱刃 白鞘
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- 銘
- 〇〇
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- 時代
- 室町時代末期
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- 刃紋
- 乱
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- 目釘
- 1
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- 重量
- 452g
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- 刀長
- 52.1cm
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- 反り
- 2
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- 元幅
- 2.7
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- 元重
- 0.6
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- 先幅
- 1.5
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- 先重
- 0.4
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- 登録番号
- 宮城県 第37802号
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- 登録年
- 平成6年
室町時代末期は戦国の世が続き、実用を重んじた刀剣が各地で盛んに作られた時代です。なかでも備前国(現在の岡山県)は、長船派をはじめとする刀工集団が活躍した日本刀鍛冶の一大産地として知られており、この時期の備前物は品質の高さと数の多さから、今日でも多くの愛刀家に親しまれています。
本品は「備前国住〇〇」の銘を切った脇差で、室町末期の作と鑑せられます。造込みは鎬造・庵棟、反りは2cmと適度な湾曲を持ち、中切先に仕上げられた均整のとれた姿を見せます。地鉄は板目に小杢目が交じり、備前伝に特有の潤いある肌合いを感じさせます。刃文は互の目に丁子湾れが交じる乱刃で、変化に富みながらも整然とした構成が印象的です。備前伝の丁子刃の系譜を色濃く残す、見どころある一振りと言えるでしょう。
茎(なかご)は生茎(うぶなかご)で、栗尻(くりじり)の形状をとどめており、研ぎや手入れによる短縮を経ていない、当時のままの状態が保たれています。銘も明確に確認でき、来歴の確かさを裏付けます。
ハバキは銅台付で片側に銀着せが施されていますが、現状では一部剥がれが見られます。白鞘仕上げのため、保存・鑑賞に適した状態で保管されています。刀身に錆・刃こぼれはなく、コンディションは良好です。
価格は銀着せ剥がれという状態を考慮して設定しており、生茎・在銘の室町末期備前脇差としてはお求めやすい価格帯です。日本刀入門の一振りとして、また備前物を中心に愛蔵されている方の次の一本としても、ご検討いただける作品です。